カーテンは部屋の雰囲気を大きく左右する重要なアイテムですよね。
今回はカーテン選びに失敗しないためのちょっとしたコツをご紹介いたします。
◇カーテン選びのポイント
●どのような部屋にしたいかイメージする
部屋のインテリアや使用目的、色の心理効果と好みを合わせて考えることが重要になります。
【色の心理効果】
〈緑色〉
リラックス効果があり安心感を与える色なのでリビングや寝室に向いています。ですが、人工的でビビットな色や、家具・壁などを全て緑にしてしまうと逆に圧迫感を感じてしまうので注意が必要です。
〈青色〉
血圧・脈拍・呼吸数を下げ、筋肉の緊張を弛緩させる効果があるので寝室の一部に取り入れるのがおすすめです。また、気持ちを落ち着かせ、集中力を高めたり、時間を早く感じさせたりするので勉強部屋にも向いています。
〈赤色〉
青色と反対に、赤色には興奮作用があります。血圧・脈拍・呼吸数が上がり、時間が遅く感じることがあるので寝室や勉強部屋には向いていません。
そしてなんと、青色の部屋と赤色の部屋では体感温度が変わります!なので、季節によってインテリアの色味を変えることで電気代の節約にもつながるかもしれませんね♪
心地よいと思える空間を作るために、心理効果を参考にしてみてください^^
●サイズを測る
理想のカーテンのサイズを測っておくことで既製品でもどのサイズにすればいいのかわかります。幅はカーテンレールの固定されたフック、丈はフックから床につかないぎりぎりの辺りと、カーテンレールを基準にして測ると失敗しにくくなりますよ!
●カーテンのスタイルを決める
両開き・シェード・ブラインド・ロールスクリーンなどいくつか種類があり、窓の形状や用途によって変えることができます。
【左右に開くタイプ:開閉しやすく窓からの出入りがスムーズ】
〈標準縫製〉最も一般的でレール幅に対し2倍の生地を使う
〈フラット〉吊り元にヒダがない
〈ギャザー〉ギャザーヒダでボリューム感と美しいシルエット
〈ハトメ〉ヒダがなくポールに穴を通して吊るす
〈タブ〉共生地またはカラータブをポールに通して吊る
〈縦型ブラインド〉開閉が少ない窓に適している
*ハトメ・タブは、パイプ状の装飾レールが必要になりますが、トレンド感があって可愛いですね!
*縦型ブラインドは上下に開くタイプ同様、専用メカによる開閉の為レールが不要です。
メリット
カーテンの開閉が簡単で扱いやすい
遮光・遮熱など多機能である
既製品やオーダーメイドなど、種類が豊富で部屋の雰囲気に合わせやすい
デメリット
カーテンを開けた時に横にたまるため窓が狭く感じる
全部閉めていると、カーテンのボリュームで圧迫感が出やすい
【上下に開くタイプ:専用メカによる開閉の為レール不要】
〈シェード〉生地を折りたたみながら上下に開閉する
メリット
カーテンと同じ柄で作ることができ、ヒダがないので柄を楽しめる
プレーン・シャープ・バルーンなどスタイルの種類が豊富
デメリット
出入りが激しい窓や大きい窓には向いていない
取り外しが面倒
〈ロールスクリーン〉コードを使ってロール状の布を上下させる
メリット
圧迫感がなく部屋が広く見える
プルコード式・チェーン式・ワンタッチ式の3タイプの操作方法がある
デメリット
真ん中や横に隙間ができやすく遮熱効果が薄い
厚い布が使えない為、遮光性が低い
〈ブラインド〉羽根を動かすことで光の入り方を細かく調節できる
メリット
調光・風通しの調節が細かくできる
ウッディなデザインであれば和室にも合う
デメリット
ほこりがたまりやすく、そうじがしにくい
風が吹くと羽根同士がぶつかる音が気になる
*注意点として、上下に動かすためのチェーンでお子様の首が締まってしまう事故が起こる可能性があるため、操作方法の検討が必要です。
*今、トレンドの傾向がロールスクリーンに来ています!
空間がすっきり見えるのでおすすめです!
◇まとめ
今回ご紹介したのはほんの一部ですが、用途に応じて遮光や遮熱などの機能や実用性も併せてお考え下さい。少しでもリラックスできる素敵な空間づくりのお役に立てたら幸いです♪